日本全国の
140文字映画評論家気取りの皆様
こんばんわ。
FK 秋葉原電気街口店 店長の名無しです。
ずっと書きたかった新コーナー、
映画批評のコーナーです。
記念すべき第一回は
アメリカ、ミリタリー好きな方なら
当然マストな一作、
1963年の『大脱走』です。
大脱走 予告編 (日本版・DVD用)
https://www.youtube.com/watch?v=ORAaAlnd-1s
勘が良い人ならもうお気付きだと思いますが、
スティーブ・マックイーンの
着ている革ジャンを
もう一度チェックしたくて観直しました。
もちろん着ているのはA-2なんですけどね。
映画は第二次世界大戦中の
ドイツの収容所のお話。
この映画の何が面白いって、
連合国の捕虜が沢山出てくるので、
各国のミリタリースタイルが
見れるのが面白い。
スティーブ・マックイーンはアメリカ兵で
空軍ですからね、A-2です。
このA-2は
ROUGH WEAR社
1943年コントラクト27752
がベースになってるそうな。
特徴的なのは
まず革は馬革でシールブラウン、
台襟、
革と同色のニットパーツ、
ジップがM-39 TALON、
肩にあるデカール、
です。
このA-2
GREAT ESCAPEモデルって名前で
復刻されまくってます。
そんだけこの型は人気みたいですね。
肝心の映画の感想はですね。
まずこの映画、約3時間の長編です。
でも自分は面白くてあっという間でした。
もちろん50年以上前の映画なので、
技術的には歴史を感じますが、
(アカデミー賞は編集賞ノミネート)
5大俳優の名演、
キャラ設定や脚本、
エルマー・バーンスタインの音楽、
万人にお勧め出来る映画だと思います。
あんまりネタばれしたくないのですが、
当時はバイクシーンが注目されたみたいですよ。
スタント無しで有刺鉄線飛び越えてます、
引っ掛かってます。
ちなみにバイクは
TRIUMPH TR6 トロフィ
ってモデルみたいです。
バイク全然わかんないです。
映画史上最高のオートバイ・シーン
の1位にもなっているみたいなので、
バイク好きの方にも
オススメ。
脱獄を計画する組織の話でもあるので
マネージメントに興味がある人にも
オススメ。
男臭さ全快なので男を観たいガチホモにも
オススメ。
そして革ジャン、
ミリタリーファッション好きにも
オススメ。
もちろんジョン・スタージェス監督の
荒野の七人や老人と海など
60年代の映画を観始めたい映画好きにも
オススメ。
という訳で『大脱走』は
男にしか理解されなそうな
カッコ良さが沢山詰まった、
戦争映画だけど戦争映画じゃない、
コミカル娯楽映画です。
独房王ってかませ犬的な感じですよね。
映画のコーナーは
当たりが出たらあげるので、
不定期更新だと思ってくださいね。
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